油谷これくしょんとは

秋田市へ寄贈

油谷滿夫氏から秋田市へ寄贈。
「油谷これくしょん」は、横手市出身で、現在、秋田市在住の油谷滿夫さんが古い生活用品などを60年以上かけて集め た50万点にもおよぶコレクション。このたび、その一部である明治~昭和時代の民具等約20万点を「秋田市の情報発信に役立ててほしい」と寄附していただ きました。今後、様々な分野で活用していく予定です。

油谷滿夫氏

油谷滿夫(アブラヤ・ミチオ)
昭和9年(1934)秋田県横手市生
県立大曲農学校卒
昭和25年から民具の収集を始める。
昭和54年から13年間、角館町「青柳家」に「民具の館」を開き、「平鹿町農村文化伝承館」の主任に就く。その後、秋田県湯沢市秋の宮温泉郷に秋乃宮博物館を平成4年に開館。(平成22年閉館)
平成24年4月「特定非営利活動法人 油谷これくしょん」を設立。

民具とは

民具とは、民衆が日常生活の必要から製作・使用してきた器具の総称です。
手足の延長であり、衣食住生活や生産活動に使用されている用具類を総括し て民具と呼ばれております。 生活用具の範囲を限定することを極めて困難なものの、いかに製作され、いかに使用してきたかが関連し合って生活が営まれてきたかを知ることが重要です。民具は、庶民生活の種々相を切り捨ててしまうものではありません。
民衆の生活の知恵の結晶です。

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